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Step03 取材準備

Step03 取材準備

取材準備の流れ

細かな部分は案件ごとに異なりますが、取材記事の準備は大まかに下記のような工程が発生します。

  • 制作スケジュールの作成・共有
  • 企画の確定
  • 質問票の作成
  • 香盤表作成※オフライン取材のみ
  • 取材前すり合わせMTG

制作スケジュールの作成・共有

弊社ではキックオフから納品までの全体スケジュールおよび各記事の制作進捗をGoogleスプレッドシートを使用して可視化し、貴社と共有しております。

管理表を活用することで、誰が・いつまでに・何をすればいいのかすぐに確認できるため、作業の確認漏れやスケジュールの遅延を防ぎます。

▲実際に使用している記事管理シート

企画の確定

企画を含めてご依頼いただく場合、企画案をご提案いたします。

企画案では下記の内容をドキュメントにまとめます。

  • 想定される読者
  • 記事のテーマ
  • 記事読了後のゴール
  • 取材先の候補(弊社がアサインする場合)
  • 想定される簡易的な構成案

お客様のイメージと異なる部分を擦り合わせながら企画を確定させます。

質問票の作成

取材当日に先立って質問票を作成し、共有させていただきます。取材当日、有意義なお話を伺えるようインタビュイーの方が前もって回答やデータを準備できるようにするためです。

質問票では下記の内容をドキュメントにまとめます。

  • 取材日時
  • 出席者
  • 質問案(簡易的な構成案に従って作成)

なお、取材では「質問票を作成した時点で想定していなかった興味深い話を聞けた」というケースも珍しくありません。記事の魅力を最大限に引き出すためには、そういった話を記事構成に反映させることも一つのポイントだと考えているため、取材前の段階では厳密な構成案を作成しておりません。

香盤表作成

現地で取材と撮影を行う場合、下記のようなテンプレートをベースに香盤表をご用意いたします。

▲撮影概要をまとめた箇所









当日の詳細な撮影の流れと撮影カットの指示











いい写真は、インタビュイーの人となりやコンテンツの内容がユーザーに適切に伝わる助けとなります。コンテンツ全体の印象を決定づけるという点でも、こだわりを持って制作することが求められます。

インタビュー・取材において撮影する写真はその最たる例です。写真の仕上がりを大きく左右する以下の要素を、香盤表でできるだけ具体的にイメージできるように検討し、当日までにすり合わせを行います。

カット

写真は縦向き/横向きにするか、スクエアが適しているか、という基本的な構図のほか、写真内の余白についても把握しておくとよいでしょう。たとえば、最終的に写真に文字を入れる場合は、文字が入るスペースを加味して撮影しておくと画像編集がしやすくなります。

トンマナ

コンテンツ全体のテーマも、撮影する上で重要なポイントです。柔らかい笑顔や真剣なまなざし、メンバーの和気藹々とした雰囲気など、写真にうつるインタビュイーの様子によって、コンテンツがユーザーに与える印象が大きく変わります。取材・制作に関わる全員で、コンテンツの方向性について認識を統一しておくと、制作がスムーズです。

構図

全ての写真を真正面から撮影するのではなく、下から煽るように撮影したり、斜めから撮影したりすると、それに伴ってインタビュイーの印象も変化します。また、コンテンツ内には複数枚の写真を使う場合が多いので、構図に変化をつけておくと、読者が飽きずに読み進めてもらえます。

ポージング

ポージングも工夫するとより効果的です。人が相手に何かを伝えようとするとき、身振り手振りを用いる場面が多くあります。インタビューコンテンツは、ユーザーに対して「語りかける」という意味合いが強いので、適切なポージングによって雰囲気を伝えやすくなります。手の動きをつけてもらうだけでも躍動感や熱量が増して見えるため、おすすめです。

ライティング(照明)

基本的には、インタビュイーの斜め後方に窓がある、というポジションで自然光を取り入れることができると、自然な写真に仕上がります。逆光で顔が暗くならないように注意するほか、顔に落ちる影が気になる場合はレフ板を使用して調整します。
窓のそばでの撮影が難しい場合や、曇りの日など光量が足りない場合は、ストロボを使用して明るさを足します。このとき、直接顔に当てるのではなく、天井や壁に光を当てて反射させることによって、柔らかく自然な光を顔に当てることができます。

取材前すり合わせMTG

ここまで用意した企画案・質問票・香盤表を確認いただいた上で、取材の方向性に認識の齟齬がないか最終確認を行い、取材に関するご要望やご不明点を解消する場として開催することがございます。

当日の段取りのチェックや備品の用意に関する調整もあらかじめ行うことでスムーズな取材進行を実現します。