
サイトトップに動画(ファーストビュー動画)を埋め込む効果とは?事例や方法を紹介

「サイトトップをもっと魅力的にしたい」「ユーザーの滞在時間を伸ばしたい」という課題を抱えている企業におすすめなのが、サイトトップに動画を設置することです。
サイトトップに設置される動画は「ファーストビュー(FV)動画」とも呼ばれ、テキストや静止画では伝えきれない企業の想いやブランドイメージを直感的に伝える役割を果たします。
この記事では、サイトトップに動画を設置するメリットや成功事例、具体的な埋め込み方法、注意点まで詳しく解説します。自社サイトをより効果的に活用していきたい企業は、ぜひ動画の使用を検討してみてください。
サイトトップに動画を設置するメリット・効果
サイトトップに動画を設置すると、以下のようなメリット・効果が得られます。
離脱を防ぎやすい
短い時間で多くの情報を伝えられる
企業や商材について理解してもらえる
それぞれどのようなことなのか、詳細をみていきましょう。
なお、サイト内に動画を埋め込むことで、動画SEO効果を得られる可能性があります。動画SEOについては、こちらの記事で詳しくご覧ください。
関連記事:動画SEOとは?効果や上位表示させる具体的な手法について解説
離脱を防ぎやすい
サイトトップに動画を設置すると、視覚的なインパクトが生まれるので、視聴を促すことができます。動きのある映像は、静止画よりも目を引きやすくユーザーの関心を引き付けるため、ページの早期離脱を防ぐ効果が期待できるでしょう。
多くのユーザーは、サイトを訪れてから数秒以内に「このサイトには見る価値があるのか」を判断します。この短い時間で興味を引けなければ離脱される可能性が高まるので、思わず見入ってしまう動画の活用がおすすめなのです。
サイト訪問後の早期離脱を防げれば、サイト内の他のページにも誘導しやすくなり、ユーザーの回遊率や滞在時間の向上につなげられます。
短い時間で多くの情報を伝えられる
サイトトップに長々とテキストを記載して説明すると、ユーザーは読むのが面倒になり、ページを離脱してしまうかもしれません。一方で、動画であれば視覚と音声を使って効率的に情報を伝えられるため、短時間で多くの内容を理解してもらいやすくなります。
例えば、企業のコンセプトやサービスの特徴をサイトトップの動画で紹介すれば、訪問者は一目で企業の強みを理解できるでしょう。文字では伝えにくい空気感や世界観も、映像なら直感的に伝えられるため、より印象に残りやすくなります。
関連記事:サービス紹介動画とは?作り方や成功のポイント・制作の注意点を解説
企業や商材について理解してもらえる
サイトトップ動画は、単に情報を伝えるだけでなく、企業のブランドイメージを表現する重要なツールにもなります。企業の理念やビジョン、商品の魅力を一瞬で印象付けられるので、テキストだけでは伝えきれない「想い」を伝達する手段として有効です。
例えば、高級ブランドのサイトでは、映像を使ってブランドの世界観やストーリーを表現することがよくあります。また、スタートアップ企業が自社のビジョンを動画で発信することで、投資家や顧客に強いインパクトを与えることも可能です。
サイトトップに動画を設置している企業の事例
ここでは、実際にサイトトップに動画を設置している企業の事例を3つ紹介します。
ぜひ、サイト制作のヒントとしてお役立てください。
株式会社アズーム
▲出典:株式会社アズーム
株式会社アズーム様は、「不動産×IT」を軸にサービス展開する企業です。コーポレートサイトのトップに動画を設置しています。
IT分野への強さを訴求できるビジュアルデザインを実現するために、「テック感」を演出する動画を活用。実写の映像だけではなくアニメーションもうまく組み合わせ、ユーザーの記憶に残るデザインに仕上げています
ポイントは、テンポのよい映像とスローモーションの映像の両方を使い、緩急のある動画に仕上げている点です。この工夫により、視聴者の興味を引き付けるだけでなく、企業の先進性を視覚的に伝えることに成功しています。
株式会社アズーム様の事例は、こちらからご覧ください
株式会社ディ・ポップス
▲出典:株式会社ディ・ポップス
株式会社ディ・ポップス様は、NTTドコモやauなどモバイルショップ(キャリア・併売ともに)を20年以上展開している企業です。リクルートサイトのトップに動画を活用されています。
「D-POPSがどんな企業なのか、一目でわかるようなデザインにしたい」「学生に『この企業面白そう!』と思ってもらえる、かつカッコいいリクルートサイトにしたい」というご要望に応えるべく、実際に働いている社員の映像を採用。
充実感にあふれた先輩社員の表情やオシャレなオフィスの映像によって、新しいチャレンジに臆さない人材の確保につなげています。
株式会社ディ・ポップス様の事例は、こちらからご覧ください
株式会社グラスト
▲出典:株式会社グラスト
株式会社グラスト 様は、人材派遣・人材紹介サービスを提供している企業です。コーポレートサイトのトップに動画を活用されています。
「サイト訪問者に自社の雰囲気を伝えたい」「自社の魅力を反映したサイトデザインにしたい」という想いを実現するため、社名の由来になるコンセプトの再定義から実施。動画内では従業員やオフィスの様子を見せることで、社内の活気や企業文化を視覚的に伝えています。
映像の構成に工夫を凝らして単調にならないように仕上げつつ、視聴者が自然と会社の雰囲気を感じ取れるデザインに仕上げています。
株式会社グラスト様の事例は、こちらからご覧ください
サイトトップに動画を埋め込む方法
サイトトップに動画を設置する方法はいくつかありますが、主に「HTMLを使って直接埋め込む方法」と「動画プラットフォームの埋め込み機能を利用する方法」の2つが一般的です。
それぞれの特徴を理解し、自社の目的やサイトの仕様に合わせて適切な方法を選びましょう。
HTMLで埋め込む
HTMLを使って動画を直接サイトに埋め込む方法は、自由度が高く、サイトデザインに合わせたカスタマイズをしやすい点がメリットです。また、YouTubeなどのプラットフォームを介さないので、アカウント停止などによって影響を受けることもありません。
例えば、MP4形式の動画をサーバーにアップロードし、<video>タグを使ってサイト内に埋め込むと、オリジナルのデザインや再生設定を適用できます。自動再生やループ再生、ミュートなどを細かく設定できるので、ブランドイメージに合わせた演出が可能です。
ただし、動画ファイルを直接設置すると、サイトの読み込み速度に影響を与える可能性があるため、ファイルサイズの圧縮や適切なエンコード処理が必要になります。また、複数のデバイスやブラウザで動作を確認し、再生に問題がないかをチェックすることも大切です。
動画プラットフォームの埋め込み機能を利用する
YouTubeなどの動画プラットフォームを活用する方法も、手軽でおすすめです。
動画プラットフォームが用意している埋め込み用のコードをサイトの管理画面にコピー&ペーストするだけで、簡単に動画をサイト内に表示できます。例えば、YouTubeであれば、動画の「共有」ボタンから「埋め込み」コードを取得し、掲載したい位置のHTMLに貼り付けるだけで設置が完了します。
動画プラットフォームを利用する最大のメリットは、サーバー負荷を軽減できることです。動画データを外部のサーバーにアップロードすることで、自社サイトの表示速度への影響を最小限に抑えられます。
動画を設置した魅力的なサイトトップに仕上げるコツ
動画をサイトトップに設置して魅力的なページを作成するには、以下のようなコツを意識する必要があります。
見せる情報を絞り込む
動画はサイトデザインの一部だと考える
目的に合った動画を活用する
音声がなくても伝わる内容にする
各コツの詳細をみていきましょう。
見せる情報を絞り込む
サイトトップに表示される動画は、訪れたユーザーの第一印象を決定づける重要な要素です。ここに情報を詰め込みすぎると、伝えたいメッセージがぼやけて、視聴者にとって理解しにくいものになってしまいます。
そのため、サイトトップに設置する動画では、伝えたいメッセージをひとつに絞ることが大切です。また、動画の長さは30秒以内を目安にし、短時間でも飽きずに最後まで見てもらえるような構成を意識しましょう。
さらに、伝えたい情報を的確に伝えるためには、テキストやアニメーションを効果的に組み合わせることもポイントです。視覚的な演出を加えることで、言葉だけでは伝わりにくい内容も直感的に理解しやすくなり、短時間でも印象に残る動画を制作できます。
動画はサイトデザインの一部だと考える
動画はあくまでデザインの一部でしかないので、主役になりすぎないよう注意が必要です。動画が目立ちすぎると、他のコンテンツが埋もれてしまい、サイト全体のバランスが崩れてしまうことがあります。
理想的なのは、動画とサイトデザインが調和し、ブランドの世界観が統一されていることです。「色合いやフォントをサイト全体と合わせる」「背景動画の明るさやコントラストを調整する」など、視認性を確保するための工夫を凝らしましょう。
また、動画の配置やデザインにもこだわり、ユーザーが自然に情報を受け取れるようにレイアウトを調整することが大切です。
目的に合った動画を活用する
サイトトップに動画を設置すること自体が目的になってしまうと、期待する効果を得ることはできません。
大切なのは、サイトの目的に合った動画を選び、適切に活用することです。「動画があるとオシャレだから」といった理由で導入すると、内容と目的がかみ合わず、効果が薄れてしまう可能性があります。
場合によっては、動画ではなく写真やイラストを活用した方が伝わりやすいこともあるかもしれません。サイトの目的やターゲットに合わせて、本当に効果的な手法を見極めましょう。
音声がなくても伝わる内容にする
サイトトップに設置する動画は、多くのユーザーが音声をオフにした状態で視聴するため、音がなくても情報を正しく伝えられるようにすることが重要です。特に、外出先や静かな環境でサイトを閲覧するケースが多いため、デフォルトで音声を自動再生する設定にすることは避けましょう。
ナレーションを追加したい場合でも、字幕やテロップを併用すると、音声なしでも内容が理解しやすくなります。音声に頼らなくてもメッセージが伝わる動画にすることで、どんな環境でもストレスなく視聴してもらえるようになるので、より多くのユーザーに情報を届けられます。
サイトトップに動画を設置するときの注意点
サイトトップに動画を設置すると、サイトの印象を強められて、ユーザーの関心を引き付けやすくなります。その一方で、正しく活用できなければ逆効果になってしまう可能性があることも事実です。
動画を活用するときの注意点として、以下の3つが挙げられます。
サイトが重くなると離脱につながる
パソコン用とスマートフォン用の動画を用意する必要がある
ブランディングを損なわないように気をつける
どのようなことなのか、詳細を解説します。
サイトが重くなると離脱につながる
動画ファイルが大きすぎると、ページの読み込み速度が遅くなり、ユーザーの離脱やSEO評価の低下を招く原因になります。実際、「ページの表示に3秒以上かかると、40%以上のユーザーがページを離脱する」というデータが示されています。
そのため、動画をサイトに埋め込む際は、ページが重くなりすぎないように気をつけなければいけません。ファイルサイズは、圧縮して500KB~3MB以内に抑えることが理想的です。
公開時はPageSpeed Insightsでページの表示速度を測定して、問題があれば改善しましょう。動画の品質とサイズのバランスを考えて、快適に閲覧できる環境を提供することが大切です。
出典:How Loading Time Affects Your Bottom Line|Neil Patel
パソコン用とスマートフォン用の動画を用意する必要がある
レスポンシブデザインに対応していても、動画の縦横比は自動で調整されるわけではありません。パソコンとスマートフォンでは表示領域が大きく異なるので、それぞれのデバイスに適した動画を用意しておきましょう。
パソコン用に「1920×1080px」、スマートフォン用に「1080×1920px」の2種類を用意しておくと、デバイスに適した表示が可能になります。また、スマートフォンは通信速度の影響を受けやすいため、解像度やビットレートを調整し、できるだけ軽量化することも意識してみてください。
各デバイスに適した動画を用意して、どのような環境でも快適に視聴できるサイトを目指しましょう。
ブランディングを損なわないように気をつける
動画の内容が企業のブランドイメージと一致していないと、視聴者に違和感を与えてしまい、かえってブランド価値を損なうことがあるため注意が必要です。例えば、高級感のあるブランドがカジュアルすぎる動画を使用すると、企業のイメージと齟齬が生まれて、訪問者に統一感のない印象を与えてしまうでしょう。
サイトトップに動画を設置するときは、企業のコンセプトやターゲットに合った動画を使用して、サイト全体のデザインやメッセージと一貫性を持たせることが重要です。動画のトーンや演出、BGMなども含め、企業ブランドとの統一感を意識しましょう。
サイトトップに動画の活用をご検討ならコンマルクにご相談ください!
サイトトップに動画を設置すると、サイトの第一印象を強めて、ユーザーの関心を強く引き付けることが可能になります。動画は短時間で多くの情報を提供できるので、文字だけでは伝えられない企業の想いを伝えたり、滞在時間を延ばしたりする効果も期待できるでしょう。
ただし、サイトトップに動画を設置するときは、ブランディングに合った映像の制作や選定、レイアウトの調整など多くの専門的な知識を必要とします。そのため、専門家と相談しながら動画やサイトの制作を進めていくことが大切です。
サイトトップに動画の活用を検討されている企業は、ぜひ株式会社GIGのメディア事業部が運営するサービス「コンマルク」までご相談ください。
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